そのまま何事もなく、授業を受けて昼休みになった。


お弁当を持って、勇佑の所へ向かう。


「勇佑!ご飯食べよ!」


「おう!」


いつも、お弁当は私が作ってる。


私は小さい頃から、お母さんのお手伝いを良くしてたほうだから、料理は得意なの。


だから、高校生になってからは、お母さんの負担を少しでも減らすために、お弁当は自分で作ることにしたんだ。


勇佑と付き合い始めて、勇佑はお昼を購買で買ってるという事がわかったから、1人も2人も変わらないと思って、私が作り始めたの。


そうすると、勇佑が美味しいと毎回言ってくれるから、作りがいがあるんだ。