勇佑の部屋に入ると、荒い呼吸音がした。


額にもまた汗をかいているみたいだし。


「勇佑起きて!勇佑!」


「真奈?」


「うん。調子どう?」


「頭いてぇ。」


「そっか。てかさ!玉子がゆ作ったから食べれるだけ食べて!」


「おう、サンキュ。」


「熱いと思うから気をつけてね。私も勇佑の部屋でご飯食べようかな。勇佑いい?」


「いいぞ!一人だけ食ってるの申し訳ねぇし。」


「じゃあ、持ってくるね!」


「わかった。」


「先食べてていいからね。」


「わかった、じゃあ先食ってるわ。」


「うん。そうして。」


部屋を出て自分のご飯を部屋に持っていく。