そんな毎日を繰り返してく中、
年が明けてから一ヶ月が経った。
「早いなぁ……。」
その日も学校を休んだ。
"ピロピロリン"
電話がかかってきた。
七実からだ。
夕方頃、私は緊張しながらそのコールに出た。
"あ、もしもし七実だけど梨華???
いきなりごめんね。
最近どうしたの???"
大好きな七実の声だ。
心配の電話に七実の声、涙が溢れてきた。
私は今までのことを話した。
私がこのグループにいていいのか。
佳奈のことは一人にしておけない。
けど、七実といたい。
話してる間も泣きじゃくってたから
きっと何言ってるか分かんなかっただろうな。

