私は、ひとつ年上の章太と付き合っていた。 章太は誰にでも優しくて明るくて、ちょっと照れ屋で、私をすごく大切にしてくれた。 私もそんな章太が大好きだった。 ずっと章太の隣にいたい、本気でそう思った。 でも、幸せな日々がこんなに早く壊れるとは思わなかった。