あー、何か暖かくてこのまま寝れそう。


ゆっくり目を閉じようとした、その時。



「ふーっ」


「!??」



いきなり章斗が耳に息を吹きかけてきた。


うち耳弱いのに!!


後ろを向いて睨みつける。



「何するんよ章斗!」


「そんな怒んなって。面白かったで?」


「面白くないじゃろ!!」



このマイペースさにはほんまに振り回される。


でも、章斗の笑顔を隣で見れるだけでうちは幸せ。


じゃけん、もっともっと章斗に似合う彼女にならんと。


そんなことを考えながら、うちは章斗の温もりの中で目を閉じた。









END.。.:*♡