幼なじみ結婚EX





本当にやっかいごとに巻き込まれてしまった・・・




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とりあえず、キャシーの主張から




「カケル、バレンタインをご存知ですか?」




「2月14日だろ」




「ハイ!!その通りです、そして恋人たちが愛を囁きあう大切な日。だけど・・・ここ数年、わたしとダーリンの間にバレンタインというものはありませんデシタ」




握った拳をわなわなと震わせたキャシーは父さんをキッと睨み、指を指す





「全てはこのホリックワーカーのボスのせいでバレンタインの日に限ってコトゴトク重要な会議を入れたりすんですよ?!もうこれはイジメのレベルです!!」




「知るか、そんなこと」




「しかも!!なんかよくわかりませんが、ここ日本では女性が男性にチョコレートを渡して、愛の告白をするというではありませんか!?最初は新鮮で楽しかったですか、よくよく考えてみるとクレイジーな風習です」




「チョコレート業界の陰謀だろう」




「何故、女性から男性に愛を捧げなきゃいけないのデスカ?!普通逆でしょう!?男が普通愛する者のために何かするはずなんデス!!」




「それはお前の偏見だろうが」




「もぉぉぉ!!!ボスは黙っていてくださいヨ!!わたしはカケルに言ってるんです!!」





話を聞くはずだったのに、いつのまにかまた二人が争い始めた