*
*
何故か猛烈な眠気のせいでなかなか目が開かないが、気づいたらわたしはいつのまにか熊次郎ではなく翔くんの腕の中にいた
目の前には大好きな翔くんの顔があるのだが、いったい何があった?
どうしてこんな状況になっている?
動かない頭で必死に状況整理をするがまったくわからない
まぁ、ただひとつわかることは、この状態はわたしにとって非常に嬉しいことだということ
しばらくの間、翔くんとこんなに密着することもなかったのでわたしは思う存分翔くんの胸に頬をすりすりさせる
そんなわたしの行動に最初は戸惑っていた翔くんだったが、頭をなでなでしてくれる
幸せだ
何故か数時間前までとてつもなく悲しい気持ちでいっぱいだったけど、今はもうそれが嘘みたいに嬉しさで胸が満たされていた
ん?でもなんでわたしはそんなに悲しい気持ちだったんだ?
不意に壁にかかっている時計を目にすると、あと5分で今日が終わる
今日が・・・終わる・・・?

