そんな風に気落ちをしていると、また美咲がクスクスと笑いだした
よほど楽しい夢を見ているのか、さっきからずーっと笑っている
美咲が笑っていると、自然に俺も口元が綻んでしまう
起こさぬように餅のようにぷっくりとした柔らかい頬に触れようとすると
「かけりゅくぅぅん!!」
いきなりそんな奇声が聞こえたと思うと、寝ているはずの美咲にガシッとその手を掴まれた
い、いったい何が・・・?
唐突のことで驚くが、すぐに美咲はまだ寝ぼけているのだとわかった
し、心臓に悪い・・・
驚きのせいでバクバクと鳴る心臓を抑えようと息をゆっくりと吐くと、掴まれている手から暖かくて柔らかい感触が伝わってきた
視線を向けると、美咲が俺の手にすりすりと自分の頬を撫でつけていた
その行為にまた驚かされるが、更に美咲は
「えへへ~、大好きだよ、翔くん」

