そして今、やっとのことで出来た歪なトリュフをさっちゃんに味見してもらってるのだが、中々反応が来ないから、ハラハラしながら待っていると
「まずまずですね」
「えっ!?不味いの!?」
「いえ、そうじゃなくて…とりあえずは合格ラインです」
その言葉にホッとしたのもつかの間、『合格ライン』で喜んではいられない
翔くんに渡すチョコレートなのだ
完璧なものにしなければいけない
「さっちゃん先生!!これからもご指導のほどを、お願いいたします!!」
「はい!!バレンタインまであと、一週間。幸は心を鬼にして、美咲様をビシバシと鍛えてみせます!!」
「えっ、そこまで・・・」
かくして、意外とスパルタなさっちゃん先生とのトリュフ作りの修業が始まったのです
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