「そうなんだね、頑張って」
「そういえば、うちに聞きたいことって?」
ひかるちゃんが私に向けてきた。
ずっと聞きたいことがあった。
「答えたくないなら言わなくていいからさ……」
そう、ひかるちゃんは田中君と付き合ってたこと。
「私よくわからないの。人と付き合う意味。なんで別れが来るのに付き合うのか。それで…聞きたくて…」
「有馬君?んー…別に話してもいいよー。」
ひかるちゃんはメロンソーダーをちゅーっと飲んで何かを決意した様に口を動かした。
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