ふと3人の1人と目が合った。 「なぁ有馬、お前彼女いたんだ。」 「ん?」 「惚けんなよ。隣の子、彼女だろ。付き合ってんなら言えよなー。」 「それなら最初から気使ってたのによ。その制服南高の子?」 「この子は―――――」 私は無言で立ち上がった。 「ちょっ…千尋待っ…――――」 田中君の言葉を省いた。 ダメだ、田中君誤解されたんだ。 私のせいだ。 私なんかがいなければ迷惑なんてかからないのに。 私は図書館を出て行った。