愛合傘Ⅱ~出会うことで始まる物語~


「なーんだ。まだ時間ある?」

「うん。1本しかないからあと2時間くらい。そこの図書館寄って暇潰そうかなと思ってた。」


「んじゃ、俺もいい?調べたい資料あるんだ。」


私と田中君は図書館に入り、一緒に本を近くのイスに座り、テーブルの上で読み始めた。


それから30分後の事だった。

「有馬じゃーん。何してんの?」


「よお有馬~。相変わらずかてぇなあ。どっか食べに行こーぜ。」

見知らぬ男子3人組。
制服を見ると田中君と同じだった。
きっと田中君の高校の人だ。


「ごめん、まだ用終わらなそうだから今日はパスしていい?」


「ったく。本当真面目だな。」