「んじゃ、次のバス停まで歩いていくから。またね。」 「ありがとうございます!次いつ来るんですか~?」 「んー、と、来週の水曜日あたり。」 「絶対来てくださいよ!約束ですからねー!!」 「うん。」 陽斗は大きく両手で手を降り、私を見送ってくれた。 図書館辺りまで来た時。 「千尋っ、」 キキッっと、自転車の急ブレーキが止まった音が背後で聞こえた。 振り返ると田中君だった。 「バス、乗り遅れたの?」 「いや、途中で用あったから降りた。天ノ川神社まで行くところ。」