「梨々香…ちゃん…」
上手く梨々香ちゃんの顔を見れない。
「ごめん。…避けてて…ごめん。」
ううん、避けられるようなことをしたから。
「ムカついた。」
「ごめん…」
「でも許す。」
「…え?どうして…!私…―――――」
「千尋ちゃんからちゃんと言いに来てくれて嬉しかった。度胸あんじゃんって見直した。それに、もっと仲良くしたいしね。」
「梨々香ちゃん…。」
「あー!超スッキリしたって感じ!んじゃ、部活行くわ!」
変わらないものがもしあったとしても、過去の後悔が晴れた様。
私は一呼吸おいてそれから笑った。

