愛合傘Ⅱ~出会うことで始まる物語~


「梨々香…ちゃん…」

上手く梨々香ちゃんの顔を見れない。


「ごめん。…避けてて…ごめん。」

ううん、避けられるようなことをしたから。


「ムカついた。」

「ごめん…」

「でも許す。」

「…え?どうして…!私…―――――」


「千尋ちゃんからちゃんと言いに来てくれて嬉しかった。度胸あんじゃんって見直した。それに、もっと仲良くしたいしね。」


「梨々香ちゃん…。」


「あー!超スッキリしたって感じ!んじゃ、部活行くわ!」


変わらないものがもしあったとしても、過去の後悔が晴れた様。
私は一呼吸おいてそれから笑った。