愛合傘Ⅱ~出会うことで始まる物語~


「また、皆と会えるかな。」


「会えるよ。この星空の下にいる限り俺達は繋がってるんだ。」


「まだ、居たい。この星見ていたい。話したい。」


恭太郎が夜空を見上げる。

「うん。もっと居たいよ。」


私も、もっと居たい。
家に帰りたくない。

心配性のお父さんは、今どんな思いで私を待っているだろう。


2度と同じ思いにはなりたくないのは私も両親もそうなのか。


生きるべき、この未来を。

私の、亡くなった母の分生きなくてはならない。

それが、親孝行。


「くしゅっ!」

「千尋、大丈夫?」

「大丈夫。ちょっと冷えただけ。」