愛合傘Ⅱ~出会うことで始まる物語~



高校では美術と音楽は無くなり芸術という授業をやる。


私は美術を選んだ。

絵を描くことは得意ではない。
ただ、ピアノを弾く夕日君を避けたかったために選んだ。


芸術と体育の時間は隣のクラスと一緒に受ける授業で、隣の人は知らない男の子だった。


「花田さん?赤いインクある?」

突然話しかけられた。

「あ…うん。」

私はそれを渡すとその人はありがとうと言って受け取った。