キミを想って片思い

「え、まじで?笑」



青石……笑じゃないよ。


女の子の机にケツの汗付けるってどうよ?



「おいおい、琉玖〜笑

ギャスビーで机拭いてやれよ。あれ汗ふきシー

トだろ?笑」



ギャスビー?ってなに?



「……っわーかったよ。」



めんどくさそうに青石は河原に言われたように

ギャスビーという汗ふきシートを取り出した。




「……ん。」



え?それ私に渡すの?


自ら拭けと?



私が混乱しているのがわかったのか、河原は、


「琉玖ー、お前が拭くんだよ。」


と言った。



青石は戸惑いつつもギャスビーのパッケージか

ら1枚汗ふきシートを取り出した。



その瞬間、私の机をぐわーっと拭いた。



「……っ?!」



驚いて声も出せない私。



笑いが堪え切れずに爆笑する河原。





クラスの端でのやり取りはもう注目の的だった。