「そうかな?笑」



「うん。でも今日の帰りはちょっとうるさかったかも笑」




今日の帰り?あー、多分千田と帰ってるときに

青石が近くにいたんだ。


目が悪いから全然気づかなかったなー。




「ほんと?すいませーん( ̄▽ ̄)笑」



すいませんなんてほんの冗談だった。

そんなこと本当は思ってないし。


それくらい分かるよね?





「いや、おれ謝られること求めてないから」




…………は?




いや、意味わかんないし。


なんでそんな真面目に答えてるの?




「あ、そっか」



それくらいしか返すことがなかった。



「おれ謝られるの好きじゃないから笑」



知らないよ、そんなの。


「そうなんだ」


「うん」



私はその返事を既読無視をした。



そしてブロックして消去。





青石の第一印象は『怖い』。







でも後になって思えば、


『琉玖』は不器用だったのかもね。