「おい、ぶよぶよ!おはようは?」


…ああ、今日も罵声が飛んでくる…


「返事は?!おい、返事しねえのか?!」


こういうのは、無視が一番だ。


「…じゃあ、返事をしない悪い子には、お仕置きのチューを…」『うわぁぁあああっっ!!!!!』


ドンッ


急に迫ってくる体に反射して、私は強く押し飛ばした


「うおっ、元気じゃ〜ん、おはよう?」


ニヤニヤと笑っている顔の奥に少し怒っているのも感じた


『…っ』


「ん?ま〜た無視かなあ?やっぱりチューを…」