類side
あー、うるさい。
なんなの、この声。
全然可愛くない。
甘い声なんだろうけど…
俺にはそんなんどうでもいいし
可愛いとも思わない。
媚ばっかりだ。
「めんどくさい」
「いや」
の一言をやりくりしながら誘いを断る。
めんどくせーんだよ。
俺は帰って寝たいんだ。
お前らにさく時間なんてねーよ。
愛想?
なにそれ美味しいの?
愛想なんてバカバカしい。
笑いたいときは笑うけど、わざわざ愛想をまくなんて。
めんどくさいだけだろ。
チラッと横の女子を見る。
なんか、おもしろそうにこっちを見ている。
相手は俺の視線に気づかない。
バカだ、こいつ。
俺はそう思った。
バカが、こいつの第一印象だった。

