そして2日後



美涼side

今日は待ちに待った徹さんとのデートの日♡早速お家にお呼ばれしたんだ!どんなお家なんだろうな〜一人暮らしって言ってたけど、、

まっ一応、勝負下着というのをつけてきちゃったんだけどね〜

こんな日がいつかくるだろうと高校入学と同時に買っておいたんだよね〜この真っ白でレースのついた純白な女の子を演出できるであろうブラをね!

やっとこの子を使うときがきたか〜

まっ一応つけておくって程度だから!ね!!w





高層マンションの前で車が停まった。

「よーしついたよー!」

「え!こんな高いマンション住んでるの?!何階?」

「40階の最上階」

「すっごーい!」


ーエレベーターの中ー

「警備員さんがいて、無関係のひとは入れないようになってるんだ!!
こんなマンション初めてきた!!」

「テンションあがりすぎww」

「あ、ごめんなさい、、」

「いーのいーの!そうゆう美涼ちゃんが好きだから」

チュー
徹はこないだよりもすこーしだけ長いキスをした

「もーそーゆーのずるいー!」

顔を赤くさせながら強がる美涼

エレベーターは最上階の40階に到着


玄関の扉の前で緊張して冷や汗をかく美涼

「は、初めてなの、、男の人のお家にお邪魔するのが、、だから緊張が一気に、、、」

「大丈夫だよ!おいで!!」



「お、おじゃましまーす」




「・・・うわぁ、、すごい、、」



物が少なくシンプルでシックなお部屋。そしてリモコンがきちんと揃えられている。
洗面所には青い歯ブラシが1本。そしてローズの歯磨き粉と普通のミントの歯磨きが置かれていた。



美涼side

男性一人暮らしなのにものすごくきれい。
男の人のへやってもっと汚いと思ってたから、、、




「どうした??」

「あ!いや!!」

「今日は俺がご飯作るから食べていってよ」

料理を作り出す徹


その間ソファに座りながら私は考え事をしていた



男の人でローズの歯磨き粉何て使うんだ、、、まぁ徹さんなら考えられなくもないけど、、、しかも歯磨き2個って、、
あ!だめだだめだ!そんなこと考えてたらまた、まいにストーカーとか言われちゃう!!







「はーい!料理できたよー」

ご飯がならべてあるテーブルに移動する美涼


「わぁー!すごーい!おっしゃれなご飯ー!こんなに料理作れるんだのすごい!やっぱり徹さんって理想だぁ〜」


「そんな、、うれしい!さぁ!食べよう」

「はい!!」


「いただきまーす」

食べ出す二人

「こんな美味しい料理食べたことない!!!」

「それは言い過ぎでしょ?w」

「ほんとー!すっごく美味しい!とくにこのお肉!柔らかくて美味しい!!!!」

「ありがとう」


少しして食べ終わった2人


「あーおいしかったー!ごちそうさまでした」


「ごちそうさま」


「洗い物!!私がします!」


「いやいや大丈夫!!だって時計見てみな?」

時計は21:00を指していた

「こんな夜遅くまで高校生を、、、早く帰らなきゃ!!美涼ちゃん!送ってくから!」


「す、すいません、、、」



急いで車にのり、また美涼は考え事をしていた



美涼side

やっぱりローズの歯磨き粉って、、
キスしてローズの匂いしたことないし、、、、
まぁ時間たってたりご飯食べたりしたらしないだろうけどさー、、、
やっぱりなんか引っかかるというか、、、

そーいえばなぜか何枚かだけピンクのタオルもラックに入ってたし、、、
それ以外は全部ブラウンのタオルなのに、、、、


なんか嫌な予感。






「どーした?美涼ちゃん」

「いや!なんでもないです!」

「はい!ついたよ!ここら辺で大丈夫?」

「はい!今日は本当にありがとうございました!ごちそうさまでした!また次のデートも楽しみにしてます!」


ドアお開けて出ようとした途端

徹は美涼の腕を引っ張りいきなりハグをした

「と、とおるさん、?!!!」

「美涼ちゃん、、なんかソファに座ってる時も、帰ってる車の中も元気なさそうだったから、、、つい、、」


「徹さん、、、ありがとうございます、!!でも全然元気!!」


「全然元気ってなんだしwwならいいんだけどさぁー、、」

徹は美涼のおでこにチュッとキスをした

美涼は照れて慌てて車を出た

徹もすぐに車をおりた

「あ、ありがとうございます!!!徹さん本当にありがとうございました!またメールしますね!!」


顔を真っ赤にして美涼は走っていった



徹はぽつりと車の前に佇みながらボソッとつぶやいた。

「ほんとに美涼ちゃんはかわいいな〜でもほんと単純だよな〜まだ出会って間もないのにのこのこ男の家きちゃうんだもん。
高校生と付き合ってみたくなってノリで告白しただけなんだけどなー」


車に乗り込み走り出す徹





「・・・・あ、あの男やっぱり」



たまたま通りかかった亮介が見ていたのであった。