「知ってた?海外ではパスタってスプーン使ってたべないんだよ?」

「えーーー知らなかった、、、!だから徹さんはフォークだけで食べてるんですか?」

「そうだよ!!」

慌ててフォークだけで食べ出す美涼

「かわいいなー美涼ちゃんってすぐそーゆーの行動に出してくれるもんね!」

「そんなかわいいなんて、、!!そんなこと言われたら期待しちゃいますよ、、、徹さん、、、」

「期待してもいいんじゃないかな」

「えっ」

口に運んでいたフォークの手が止まった

「それって、、、」

「美涼ちゃん、、昨日会ったばかりだけど美涼ちゃんの純粋さ素直さに惚れたんだ、、、」

「えっ、、、」

「美涼ちゃん、、俺の彼女になって欲しいんだけど、、、いいかな?」

「それって、、ほんとですか?私なんかでいいのですか!!!!」

「美涼ちゃんがいい」


泣き出す美涼


「ぜひぃーーよろじぐおねがいじまずぅーー」


「かわいいんだから美涼ちゃんは!涙拭いて?」

腕で涙を拭き取る美涼

「じゃ今日から、徹さんの彼女って言ってもいいってことですか?」

「もちろん!他になんていうの?」

「あーもう大好きですーー徹さんーーー」

鼻水をズルズルしながら一生懸命話す美涼


ーパスタ屋さんを出て駐車場に向かう二人ー


「今日からよろしくね?」

「はい!よろしくおねがいします!」




チュッ

徹がいきなり美涼にキスをした


美涼はキョトンとしている

少しすると美涼は顔が真っ赤っかに


「今日はありがとう美涼ちゃん!送ってくから車乗って」

「ありがとうございました!!わぁ!ありがとうございます!」


ー車の中ー

美涼side

まさか、あの、憧れの徹さんから告白してもらえるなんて、、、
美涼ちゃんのこと好きになっちゃっただってーー!!

きゃーーー!!!

あーわたしは幸せ者だ、、、
昨日からなんてついているんだろ。

神様、、、このまま私に幸せを〜




「とりあえずさ、敬語やめない?付き合ってるんだし!」

「でも、年上ですし、、」

「彼女なんでしょ?敬語禁止!わかった?」

「はい!!あ、、!うん!わかった!」

「よし!いいこだ」

顔が真っ赤になる美涼

「あ、この辺で大丈夫です!あ、大丈夫ー!!」

「おっけー!」


徹は車をはじに止め美涼は車を降りた


「今日は本当にありがとう!すっごく夢のような1日でした!!徹さん!だ、、、大好きです!おやすみなさい!」


「俺も大好きだよ!おやすみ!」




次の日
ー学校ー



美涼が珍しく早く学校に来てポカーンと席に座っている



「美涼どーしたのよ!こんなはなくに登校なんて!しかもポカーンとしちゃって!!」



「・・・」

「おーい!美涼ー!」


「あっ!ごめん!おはよう!まい!」


「おはよう!あんたなんかあったの?」



「彼氏できた。
えへえへへへっ」



照れてニヤニヤしながら報告する美涼


「にやけすぎててきもい。彼氏ってもしかして、、、徹さん?」


「そう!徹さん!マイダーリン!!♡♡♡♡♡」


「嬉し過ぎておかしくなっちゃったのはわかるけどさ、さっきっからきもいよ、美涼」



「だって、あの完璧な王子様が私に好きだーなんて、、情熱的な告白をしてくるから、、」

※好きっとすらっと言われただけです。決して情熱的ではありません



「いきなりすっごう愛情を感じるチューをしてくるんだから」


※だいぶ盛ってます。ちゅっと軽くキスをしただけです



「どーせあんたのことだから盛って話してるでしょ〜夢見る美涼様だもんね〜」


「いーでしょーべつにー!私は徹さんの彼女なんだからー!」


「はいはい!とりあえずおめでとう!」


「えへへへへへっえへっ」

「でもさー2日前に出会った男だよ?なのに告白してくるなんて、、ちゃらくない?大丈夫かな?」


「何を心配してるの?あんな優しい徹さんなんだから心配することなんてないよー!!」


「そーだよねー!!お幸せにね!」


「ありがとうー!まい!あー!徹さん今なにしてるのかなぁー!」



キーンコーンカーン