ハッとして顔をあげると 目の前には恭介先輩がいた。 しかも私自身はいつの間にか玄関横にしゃがみこんでいた。 あれ…? …てゆうか、あの記憶は…いつの? 入学式以来、凪くんの事を思い出そうとしても鮮明に思い出すことができなかった。 凪くんがいたことは思い出せたものの、凪くんとの思い出が浮かんでこない。 「…具合でもわるいの?」 「あ、いえ…星空を見上げすぎてよろけただけだと思います」 「そう?ならいいけど……」 言葉の途切れた恭介先輩の顔をみると ある一点を見つめていた。