あの頃のキミは


「つかさぁー、凪早…料理までできちゃうのかよー、反則〜」
と、冬夜くんが口を尖らせる。

…そうなんだよね…

勉強できて、料理もできて…このハードな山登りも、細いのに余裕そうだったもんなー。

「完璧だよなぁ、モテるわけだー」

いいなぁー、なんて言ってるけど

冬夜くんだってモテるのだ。
身長も高くてスタイルよくて、人懐っこくて…
ただ、つぐみに一途で気づいてないだけ。


そういえばさぁ、とつぐみが口を開く。