「冬夜!皆見を救出してきて!!」
びしっとつぐみが冬夜くんを指さす。
「お…おう!」
ちょっとごめんなーっていいながら、女の子の中へ入っていく。
「凪早~、早く作ろうぜー。さっきからお腹が鳴ってしょうがない奴がいるからさー」
冬夜くん~~~!!
ようやく恥ずかしさが落ち着いたのに!!
「…ぷっ…あー、思い出しても笑える」
さっきまで無表情で野菜を洗っていた凪くんが、少し微笑む。
「えー、なになに?」
満里奈ちゃんが興味津々に身を乗り出す。
「ん、なんでもないよ。じゃあ、ごめんね」
そんな満里奈ちゃんをスッと避けるように野菜の入ったかごを持ち上げる。

