窓を通さないで見る初めての「空」はやたらときれいな水色だった。
体がスースーするなと思ったら、ひいおじいちゃんの日記に書いてあった「風」というものが吹いている。らしい。

「こちら地上軍監視捜査隊第二班。隊員全員地上に到達しました。」
『了解。作戦を開始せよ。』
「了解。これより地上人制圧作戦を開始します。」
『健闘を祈る。』

「いっぱい木があるから空気がきれいなの。ところでらんちゃん、サメはどこn「賢白学園か。」
「これから地上人として暮らすのかぁ。ちょっとキンチョーしてきたかも。ソーヤ、そろそろ出発しよ。」
「そうだね。ってあれ?地図が…。たしかココに入れたはずなんだけど…。」
「また?出動前にも『あれ、僕のショットガンが!』とか言って魔法指導の先生に怒られてなかったっけ?」
「う、ごめん。あっこのポケット…じゃなかった。」
「自分少し覚えてますよ。たしか太陽を西に見て…」
「やよいちゃんが一緒の班で助かったわぁ。」
「ゴメンナサイ」
「ところでらんちゃん、学園にサm「よし行こう!」