ホームルームが終わり、僕は一時間目をさぼることにした。
僕は隣にいる美穂に「ノート取っといてくれ」と頼み、僕は屋上へと行ったのだった。
キーン
ドアが開いた。
屋上に上がると、静寂したままだった。
学校には何百という人がいるのに、静寂した学校は不思議な感じだった。
僕は屋上でしばらく、寝転がっているとドアの開く音がした。
僕はドアの方に視線の先にはそこにはなんと、月野志乃先輩がそこにはいたのだった。
「志乃先輩?」
「祐一君じゃん」
僕はその人に一年前に恋した相手だったから。
と呼ぶと、僕の隣に座った。
「祐一くんと喋るの久しぶりだね」
「そうですね。」
「志乃先輩がなんで?」
「さぼりだよ、祐一君は?」
「僕もさぼりです。」
僕と先輩はこの屋上で出会ったのであった。