「石川、おはよー」
「おぅ」

石川は小学校5年生からずっとクラスが一緒で幼なじみみたいな存在。背が大きくて一緒にミニバスもやってたからか、こうやって一緒に学校に行ったりするほど仲良くなった。

「今日入学式かー」
「俺、寝ちゃいそう…」
「えー!!寝るの?そしたら起こしてあげるよ」
「同じクラスになるかわかんねーだろ?」

こんなくだらない話をしながら学校へと向かった。