プルルルルル…



電話をかけてみる



『はい、秋月です』


『あ!亮也?今大丈夫かな?』



『え!?あ、え、美雪!?』



『どうしたの?そんなに驚いちゃって…』


『い、いや。なんでもない。そういや、美雪はどうしたんだ?』



『あ、あのね。相談があるんだ。だから今からあのカフェで話さないかな?』



『あー。いいけど。』



『もしかして都合悪いとか?』



『いや違うんだ。こっちの話。』


『?そっかぁ。じゃあ、あのカフェに13時で』



『おぅ!わかった。美雪気を付けて来いよ』


『ありがとう。』


『じゃあ、後でな』


『うん』



と電話を切ると


『美雪どこか行くのか?』


はっΣ



『昴さん!!!!起きてたんですか?』



『あぁ。よく眠れたよ。で、どっか行くなら俺も行くけど』


『あ、いえ。大丈夫です。これから亮也に会うだけなんで…』


『亮也にか?なんでまた…』


『あはは…ちょっとした相談です。あ、もう時間なので行きますね』


と私はそそくさと走り



家を出た。