最近昴さん冷たいと言うか
なんか…なぁ〜
どうしたんだろう?
婚約者となんかあったのかな?
うーん
考えても無駄だよね
それに私には関係ない
チクッ
「え…私、もしかして。」
『あり得ない、あり得ない』
と声に出して言ってしまったのだ
『何があり得ないって?』
昴さんは私の後ろから声を掛けたので、
私は
『きゃっ!!』
やばい…私!なにドキドキしてるんだろう
私おかしいのかも!?
あー、もう落ち着いて私ったら。
『なんでもないので大丈夫です』
と答えると
昴さんは
『そうか?』
やばい…やばい落ち着きなさいよ、美雪!
私は顔に両手でペチッと叩いた
少しは楽になったかな
『なんだ?なんかあったのか?』
『いや、本当になんでもないんです』
と苦笑いだ
昴さんは私を見ていた
なんだろう…私何かしたかな?
