それからまた、
3ヵ月が過ぎて
夏休みがもうすぐ終わる頃
私は
亮也から電話を受けた。
話は亮也の家族からの願いで私は亮也の家へ行くことになったのだ
『昴さん』
『うん?どうしたんだ?』
『あの、今日出掛けたいんですけどいいですか?』
『行き先はどこだ?』
『亮也の家です。』
『亮也の家?』
『はいっ久しぶりに亮也のご両親に会いに行こうと思ってたんです。ダメですか?』
『いや、いいけど。』
『けど?なんです??』
『俺も今日は家を空けることになってるから帰ってもいないだろう』
『そうですか。』
『亮也に一応、警護は頼んでおく』
『あ、はい。お願いします。』
『あぁ。』
