私の専属SPとの恋!?





俺は中に入ると



やはりな…




俺は班長に電話を掛けた


プルルルルル…

『はい、桂木だ』


『班長、美雪の部屋が荒らされました。』


『なに!?もうこんなに早くか。わかった!今から秋月と瑞季をそちらに向かわせる。俺は総理に連絡する』


『了解です。』



と電話を切った



ガタンッと音がなった



なんだと思って見ると




部屋を荒らしている犯人と思われる人物がまだいたのだ



俺は



そいつに気付かれないように



そっと後ろから



そいつを


捕まえた



『お前!』



『ひぃっ!?』



『窃盗犯および侵入者として逮捕する』


『やめてくれ!!俺は頼まれただけだ』



『あ゙!?頼まれた?誰にだ?答えろっ!!』


と怒声をあらげた




『それは…言えない』




『なんだと!?』



『もしかして成瀬美雪がいるのか?』


はっ?こいつなにを言い出すんだ




『成瀬美雪!見付けたぞ』



『!?』


美雪は驚いた顔をして


犯人を見ていた



すると



犯人は



美雪のほうへ真っ先に



進み



美雪を捕まえたのだ



『おい!そこの警察やろーこの女がどうなっても知らないぞ』



『お前!最初から…』



『そうだよ。俺はこの女を捕まえるために来ただけだ』


と言った直後だった




『離してよっ!』


ガッ ゴッ



はあーーー



ドサッ


俺は今見たものから一瞬たりとも目を離さなかった。なぜなら、犯人を倒したのは美雪だからだ




『美雪!お前…』




『すいません。。私またやっちゃいました』


とあはははははと笑いながら



俺に笑顔を向けてくる




『昴!!犯人はどうした?』



『あ、班長。犯人ならそこに』



『ん?犯人をここまでやったのか?』



『ごめんなさい!桂木さん。この人を倒したのは私なんです!!』



『え!?』





やはり思った通り


桂木さんと瑞季と亮也は



口を開けてポカーン…



と突っ立っていた



それもそうだろうな。



見た目からして



こんなか弱そうな女…とは思うが



今既に起こった事実は本当なのだから




そう思っていると亮也が言った


『美雪!いつからそんな強くなったんだよ?』



『え!?あーうーん、何て言うかね、趣味でね空手と柔道と弓道と剣道やってて…いつの間にか身に付いちゃった感じかな〜笑笑』



と美雪は


言う


なんだそれ…



と言わんばかりか



班長が一番驚いていた




『私、SP必要ですか?』



なんて美雪が言ってきた




だが


桂木さんは
『いや。必要です。あなたは確かに強いです、ですがあなたにはこれから危険が迫ります。犯人にはナイフやら銃などを使ってあなたを脅したり危険に晒すことが多々あるでしょう』



桂木さんは俺たちSPが思っていること全てを言ってくれた


すると…美雪は


『そうですよね〜笑笑。空手黒帯でも駄目ですよね』


と笑いながら言う美雪に俺は驚きっぱなしだった