そして
歩いているとサークルの部屋にたどり着いた
『こんにちわー!!』
『あら、美雪ちゃんいらっしゃい。』
『今日は何の曲をやるんですか?』
『あー!!!!!!!美雪っいつあんなにかっこいい彼氏出来たのよ!』
と友達のありさが言ってきた
え!?
『あ、えっとこの人は…』
と言おうとするといきなり昴さんは私の腕を引っ張って
小声で言った
「いきなり警察官とか言ったら驚かれるだろ。だから今は事が安心出来るまで彼氏彼女でいこう」
と昴さん
「偽ってまでですか?」
「そうだ」
と昴さんはありさのほうに顎を向けた。
私は仕方なく
『あ、えっとごめんね。ありさ。そうなの!!最近付き合い始めた彼氏なんだ』
『へー!美雪がね♪でも安心したわ』
『え!?なんで?』
『だって美雪、いつも告白されては断ってたじゃない。それに初恋はまだだって言ってたし!』
『あはは…(笑)そうだね、私にも驚きだよ〜』
と友達に嘘を付いてまで言うことが苦しくて仕方なかった
