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「・・・うぅっ・・・」
衝撃を受けた後、途切れそうな意識を何とか繋ぎ止め、身を起こす。
すると、自分の上に覆い被さっていた誰かの身体が横へとずり落ちそうになる。
「光輝・・・!?」
それが自身の弟だと気付いて、慌てて抱き抱える。
彼は意識がなく、ただぐったりとしていた。
辺りを見回すと、花音以外は全員倒れていて、それを無表情で風夜が見下ろしている。
「うぅっ・・・」
「ぐぅっ・・・」
「・・・っ」
僅かに聞こえた声に、倒れているものの生きていることはわかり安心したが、そこに風夜の冷たい声が聞こえてくる。
「ちっ・・・、いいところで邪魔をしやがって。お陰で全員息があるじゃないか」
彼の言う邪魔が何かはわからなかったが、再び彼の魔力が高まるのを感じ、花音は目を見開いた。
(まずい・・・。次当たったら、皆、やられちゃう・・・)
そう思っても、どうすることも出来ない。
その時、神蘭に渡されていた水晶から声が聞こえてきた。
「おい!そっちで何があった!?誰でもいいから、返事しろ!」
封魔の声に、今のこの状況をどう伝えていいのかわからず、言葉に詰まっていると、鈴麗の優しい声が聞こえてきた。
「落ち着いて、何があったの?」
「風夜が・・・、風夜が・・・」
「!?風夜がどうしたんだ!?何があった!?」
「風夜を止めて!・・・助けて!」
何とかそう伝えると、水晶の向こう側が一瞬静まりかえる。
「・・・わかった。今、戻る。待ってろ!」
そして、その封魔の声を最後に何も聞こえなくなった。
「・・・うぅっ・・・」
衝撃を受けた後、途切れそうな意識を何とか繋ぎ止め、身を起こす。
すると、自分の上に覆い被さっていた誰かの身体が横へとずり落ちそうになる。
「光輝・・・!?」
それが自身の弟だと気付いて、慌てて抱き抱える。
彼は意識がなく、ただぐったりとしていた。
辺りを見回すと、花音以外は全員倒れていて、それを無表情で風夜が見下ろしている。
「うぅっ・・・」
「ぐぅっ・・・」
「・・・っ」
僅かに聞こえた声に、倒れているものの生きていることはわかり安心したが、そこに風夜の冷たい声が聞こえてくる。
「ちっ・・・、いいところで邪魔をしやがって。お陰で全員息があるじゃないか」
彼の言う邪魔が何かはわからなかったが、再び彼の魔力が高まるのを感じ、花音は目を見開いた。
(まずい・・・。次当たったら、皆、やられちゃう・・・)
そう思っても、どうすることも出来ない。
その時、神蘭に渡されていた水晶から声が聞こえてきた。
「おい!そっちで何があった!?誰でもいいから、返事しろ!」
封魔の声に、今のこの状況をどう伝えていいのかわからず、言葉に詰まっていると、鈴麗の優しい声が聞こえてきた。
「落ち着いて、何があったの?」
「風夜が・・・、風夜が・・・」
「!?風夜がどうしたんだ!?何があった!?」
「風夜を止めて!・・・助けて!」
何とかそう伝えると、水晶の向こう側が一瞬静まりかえる。
「・・・わかった。今、戻る。待ってろ!」
そして、その封魔の声を最後に何も聞こえなくなった。

