ずっと好きだった。




偶然か、あたしと翔馬は隣の席。


授業中に翔馬への手紙が、自然とあたしの机に回ってきた。

こっちは真面目にノートを取りたいのに、集中できない。




ったく。なんちゅう迷惑な。

でも、回してしまうあたしってなんなんだろ。




そんな一日も終わって、残るは部活に集中するのみ。