今日は、お祝いって言って、

翔馬のお母さんがあたしを家に招いてくれた。

「すごいわねぇー!みちるちゃん

本当に栄養士の資格取ったなんて!

これで、翔馬も安心して暮らせるわね?」

なんて、言われて少し嬉しかった。

ご飯をごちそうになって、翔馬の部屋にいた。

「あっちで、大丈夫だったか?

変な奴に、なんかされたりとか」

「そんなのないから!心配しないで!

それに…これがあったし。」

あたしは、首元の指輪を見せた。

「そっか。ならよかった」

「翔馬も、あたしがいなくて、寂しかったんだよねー?

毎日連絡くれたもんねー?」

「うるせーよ!そんくらい当たり前だろ!」

翔馬の顔は赤くなってた。


部屋が静かになった。

「みちる…?」