部活終わり、今日は平瀬が一緒に帰れるらしく、
一緒に帰っている。
「平瀬のおかげだわ。まじありがとな」
「いや。もともとできるんだよ、翔馬は。
それを少し助けただけ。」
俺が、もともとできるとか言われたことねーわ。
だから、ちょっと嬉しかった。
平瀬が販売機でジュースを買うらしい。
「俺が買ってやるよ」
「いいの」
平瀬は買ったジュースを俺に渡した。
「はい。頑張った賞」
平瀬は満面の笑みで俺に言ってきた。
やべえ。めっちゃ可愛い…。
俺は、抱きしめたいのを我慢してジュースを受け取った。
「じゃ、また明日」
平瀬は家に入っていった。
あいつのおかげてちょっと…勉強、好きになったかも。