「あ。ごめん。今日は紗香が待ってるから」

「まじかよ。ま、しかたねーな!」

結構出来たことを言いたかったのにな。


仕方なく、今日は1人で帰る。

結果がでるのが、少しワクワクしてあんまり寝られなかった。


次の日にはもう、順位表が貼りだされてた。

先生たちやることはえー。なんて思ってたら、

平瀬の名前を見つけた。

え。あいつ学年で3位?すげーな。

俺、載ってるかな…

「翔馬!」

「おお。平瀬。おはよ」

「うん!おはよ!翔馬載ってるの!ほら!」

平瀬の指さした方を見ると、53位に架端翔馬の名前が。


「俺だ!あれ、俺じゃん!」

「そうだよ!やったね!」

俺と平瀬は手を取り合って喜び合った。

周りの目線に気づいた俺達は、おとなしくなった。