ドアを開けると翔馬がちょうど着替えてて。

「えっ。ご、ごめん!」

ばたん。勢いで開けてしまったのが馬鹿だ。

普通ノックするでしょ!あたし!

数分後。

「もーはいっていいよ」

中からそう聞こえたので入る。

「失礼しまーす」

あたしは、かばんに部活の荷物を詰めた。

お弁当まで、翔馬のお母さんにお世話になってしまってます。

「いただきます」

朝ごはんを食べて、ケータイを見る。

お母さんから、メールが来てた。

【from お母さん】

今日の夜には帰れるから、学校終わったらもううちに帰宅しなさい。
ちゃんと、架端さんにお礼言うのよ


わかった。と返信した。

「えっと、今日、母が帰ってくるので

今日の朝までお世話になりました。

本当に、ありがとうございました!」

玄関をでるときに、お礼を言ってから出た。