黒色デイズ~不器用なあなたと~



『ごめん、なさい…』

泣き止んで冷静になった私は
大変な事をしている、と気づいた。

「いい、…」

とりあえず私の家に招いた。

『でも…服』

そう、私の涙で濡れてしまった。

「すぐ、乾く…から」

『洗濯しますっ…!』

あ、でも替えの服がない!

んー...どうしよう!

「大丈夫…」

『あ!これ着てください!』

大きめのパーカー。デザインが可愛くて
気に入ったんだけど大きすぎて
手が隠れちゃうので着れなかったやつ。
こんなとこで役に立つなんて。

「……………」

『やっぱりぴったりです!』

「……………」

…喋ってくれない。怒ったよね…

「ハハハッ…!」

『…笑った。』

「え、あ…」

私がそう言うとその人は笑うのをやめた。