黒色デイズ~不器用なあなたと~



~side 柊夜~

「柊夜?」

隼斗と京都に旅行中。
誰かに呼ばれた気がして振り向く。

『あ、なんでもない』

俺の名前を呼んだのは一瞬飛鳥さんかと、
期待してしまった。彼女はここにいないのに。

あれからどんなに月日が流れても彼女を
忘れられなかった。

隼斗にこの話をしたら
「ふーん」としか言わなかった。

隼斗はクールだから。

「…好きならいいと思う」

ボソッと呟いた声を聞き逃さなかった。

クールで表情読めないけどすごくいいやつ。