黒色デイズ~不器用なあなたと~



旅行2日目。

「昨日は楽しかったね!」

1日目は神社巡りをした。

これは私の希望。だってずっと行きたかったんだもん!

今日は体験。和菓子体験をするんだ。
考えただけで楽しみ。

ひーちゃんとゆうか先輩は隣の席に座る。
みぃにこっち、と招かれたけど
私は座らず宮坂くんを隣の席に座らせた。
私とりんと清水先輩で座る。

『難しい…りん、やって~』

「本当に甘えん坊なんだから…」

『とか言いつつやってくれるりんが好き!』

「ほら…できたわよ」

私達のやりとりを見て清水先輩は笑う。

「君たちは本当の姉妹みたいだ」

「なら、私が姉ね」

『なんで~?私だよ!』

「心彩は妹よ。目を離すと迷子になるし、
何もないところで転けるし!」

『うっ…で、でも!りんは家事できないでしょ!』

「少しくらい出来るわよ!」

『嘘だぁ!』

いつの間にか始まる言い合い。

「こらー!りん、心彩、うるさいよ!」

怒られる私達。皆が笑う。

宮坂くんに、りんに、清水先輩に出逢ったのは
高校1年生の16歳。
今は21歳。あれから5年たったのに
仲がいい私達。