『ごめん!!!ひーちゃん!』

試合を見てなかった事を素直に謝る。

「いいって。いろいろあったんだろ?」

わかってくれるのはひーちゃんの
優しいところ。

『でも…』

髪を優しくなでてくれた。

「心彩」

『みぃ!』

全ての事をみぃに話した。

「その子なかなかすごい子だね」

『でも、2人は幼なじみだから、悪い事
しちゃったかな、って』

「きっと、助かったんじゃない?」

優しい言葉をかけてくれるみぃは
大人だな、って思った。



今はまだ、言えない事もあるよね。
でも、私待ってるから。