妖に願いを。






「………俺?」











恐る恐る顔をあげると そこには…





『違うこっちだ』








声を頼りに視線を向けると……




そこには 真珠のように透き通った長い髪を揺らし

派手な柄のグレー色の袴を身に纏う

猫耳(?)の男が 石灯籠の上にあぐらをかいて座っていた…。





……………。











「ぎゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!!????」