そして、あれから一週間後 ――


 「ここが、うちらの家……でっかいねー!」



ファ「だね~……ここで、俺らの愛を育むんだね。kk」



 「なっ、何言ってんの!ヨムさん……頭、おかしいんじゃ……」



ファ「失礼なこと言うねー……?お仕置きしちゃうよ……?」



 「やっ、それは勘弁です……はい」



ファ「じゃあ、おかしいって言わない……いい~?」



 「はっ、はーい……(^_^;)」


 奏多とファヨムは、新しく住む家の前で喋っていた。

そしたら、後ろから知っている声を聞いたので、奏多は後ろを振り返った。

そこには、叢雲さんとひよりんの姿があった。

ファヨムもそっと後ろを振り向き、叢雲さんを少し見据えるように見つめていた。


ひ「やっぱり、カインちゃんだー!」




 「わわっ!ひよりーん!」ギュー!



叢「俺の氷織さんに何するのかなー?」



 「むらさんのケチ!って、おろろ?」



ファ「奏多ちゃんも俺を忘れちゃダメだよー?」



 「や、ヨムさんのこと忘れてないよ!」



ファ「ホントのとこはどうだかね~……まあ、いいや。俺はキム・ファヨム、よろしくね☆」



 「まーた、ナンパしとるわ……」



ファ「何言ってんの……俺は奏多ちゃんしか見てないよー」



 「うげげ……ひよりん、どったの?」



ひ「どったって……この人誰……?」


ファヨムは韓国から来てまだ3ヶ月ぐらいしか経っていないので知らない人もいる。

ファヨムは少しびっくりしていた。