顔がイケメンで高身長で体型もスラっとしていて歌もうまくダンスもできるのでいろんな女性からモテるのだ。

だが、奏多は何故自分にいつもよってくるのかが不思議でたまらなかった。

でも、それでもひよりんたちと住みたかったので一回スカイプで連絡を取ることにしたのだ。


 「ひよりんいるかな……?」



ひ『ん?カインちゃん?どうしたのー?』


 カインとは奏多が以前使っていた名前だ。

今は本名でやっているが、奏多はひよりんと出会う前はカインで知られていたのだ。


 『今、叢雲さんと通話中?』



ひ『うん、そうだよー?どうしたの?』
 


『んー……あのさ、今そこに入ることできないかな?』



ひ『ん?いいよー?オフ会のこと?』



 『ううん、違うんだ!ちょっと、叢雲さんとひよりんに聞きたいことがあってさ……』



ひ『じゃあ、追加するねー』


 奏多は、申し訳ない感じで2人の幸せな通話に入ってしまったのだ。

だけど、一緒にシェアハウスがしたかったので、奏多はすぐに話をしだした。


 『あのさ……2人はシェアハウスとかどう思う……?』



叢『なんだよ……いきなり』



 『や、あのさ……してみたいと思う?』



ひ『まあ、できるならしたいかなー……むらさんの可愛いとことか見てみたいしー』
 


 『それね!確かに見てみたい!』



叢『カインー?何言ってるのかなー?それに氷織さん?あなたもですよ?変なこと言わないでください』



 『まあまあ、でもしてみたいよね?』



叢『まあ、な………』



 『じゃあさ……してみない?シェアハウス!』



叢+ひ『『は?/へ? どういうこと?』』



 『そのまんまの意味さー……知り合いにさシェアハウスしないかって言われてさー……。前にひよりん、してみたいって言ったじゃん。むらさんと』



ひ『確かにしたいとは言ったけど……でも、お金とか……』



 『大丈夫!その人かなり!稼いでるからさ。てか、うち的には2人と一緒に住んでみたいなって思ってたのよ!』



ひ『うちは、構わんけど……チラッ』



叢『………俺も、構わない』



 『じゃあ、決まっり~♪ よっし、ヨムさんに報告してくるね!また、詳しいことは枠で教えるね!じゃあ、お邪魔いたしました』


 奏多はそそくさとその場から引き下がった。

2人の幸せな時間を邪魔しちゃいけないと思ったからだ。

だが、落ちる前にひよりんが何か言っていたのだがよく聞き取れてはいなかったのだ。

だが、気にすることなくすぐに知らせに行った。