奏多は寮の自分の部屋の机に面と向かって真剣な顔をしていた。

 奏多は、ツイキャスをしていた。奏多のツイキャスでのレベルは28になっていた。

 ツイキャスでの枠が終わった途端すぐに、スカイプの方に目をやった。

 ある、男性から通知が来ていたのだ。この男性の名は「キム・ファヨム」と言う。



 「んー……お?なんだー……ヨムさんだ」



ファ『奏多ちゃ~ん!いる?』



 『いますよー?どうしたんですか?』



ファ『あれ……まだ、慣れてないのかな?kk』



 『うるさいなっ……そりゃ、口調はなれませんよ。それとも、殴られたいんですか?』



ファ『怒らないで!怒ったら可愛い顔が台無しだよ……?』



 『分かりましたよ……それで、なんのようですか?』



ファ『冷たい気がするんだけど、まあいいかなー。あのねー?』



 その時、奏多は思いもよらない言葉を耳にした。そ

 れは、シェアハウスをしないかという話だった。

 シェアハウスの言葉に少し目が輝いた。

 シェアハウスを一回はしてみたいと思っていたからだ。



ファ『どうかなーって思ってさ、俺ね?奏多ちゃんと一緒に住みたいんだよね』



 『ドキッ!……わかりました、いいですよ//』



ファ『じゃあ、他に誰かいい人いないか探しといてくれる?』



 『え、なんで……?』



ファ『だって、奏多ちゃん。いろんな友達いるでしょ?前よりも声が弾んでるよ?kk』



 『!笑わないでください!//』



ファ『可愛いねー……、俺奏多ちゃんのそういうとこ好きだよ』



 『何言ってるんですか!///』



 奏多はこの人にすごく弱い。