いつからか、距離を置くようになってた。
あなたが笑いかけてくれるのが、嫌になっていた。
なんでだろう。
どうして。
自分にも自分がわからない。
でも
それほどあなたに依存してしまっていた。
想いはつのっていく。
どうやってもおさえは効かない。
他の可愛い女の子たちみたいに、私も素直になれたなら。
ちょっとでも、あなたに伝えられていたのなら。
この気持ちは、治まっていたのかもしれない。
距離を置く。
その行動は
色々な人の創造力をかきまわした。
「ついに別れたんじゃない」
よく言われるようになった。
昼休みも、あなたは忙しくなって。
会いに来てくれることも減っていた。
お互いの気持ちが、わからなくなっていった。
所詮、そんなもん。
どこかで分かったような顔して、大人ぶってる自分がいたから。
心の中では叫んでいても、誰にも届かない。
うさんくさい笑顔貼り付けてても、誰も疑わないから。
誰も。
誰も。
だれも。
ダレモ。
ミツケテクレヤシナイ。
人間は、うさんくさい。
他人は信じない。
とうの昔に、心は捨てた。
小さな希望はあたしを裏切る。
「言葉にしなきゃ伝わらないよ。」



