My school life 〜first love〜

ならば、いっそう、死んでやろうと。

彼が死んだ世界。いなくなった世界は全く無意味な生きる場所に変わった。


「ごめん。」

彼の短い言葉が忘れられない。




ここなら問題ない。誰も来ない。


気づいたら、人気の少ない場所にいた。
とあるビルの上の方。


飛び降りられる。


あと1歩…


あと0歩…


「雅っ!!あんたなに考えてんの?!」

奈美が後ろから飛び付いてきた。