そんな時、私にはそばにいてくれる人がいた。



…家族じゃなく。

奈美と愛する人がそばにいてくれた。
これが2つ目。

「ん?雅!今日来ないかと思ったー。」

彼氏がいたんだ、ひとつ上の。

「なに?また家抜けて来たの?相変わらず、不良さんだねぇ…お母さん心配するよ?」

「別に、家にいたってすることないし。それより、どっか行こう?」

こんな感じで、夜な夜な会っていた。